こんにちは!「イベントナビゲーター」のメイです。
このたびはアークス・ミュージアム「エピソードコンテスト」にたくさんの作品をご投稿いただき、本当にありがとうございました!
皆さんが『PSO2』で体験した楽しいこと、嬉しいこと、ちょっと切ないこと、そのどれもがたったひとつの素晴らしい思い出だと思います。
そんなたくさんのエピソードの中で、特に印象的だった15作品を公開させていただきます。
素晴らしいエピソードの数々をぜひご覧ください!
アークス・ミュージアム「エピソードコンテスト」に、300点以上のご投稿をいただきありがとうございました。
今回初の開催でしたが、さまざまなエピソードを楽しく読ませていただきました。
フレンドとの出会いのエピソードから、印象に残ったクエスト内でのエピソード、ゲーム内からリアルに繋がるエピソード、ファンタシースターシリーズの15年の歴史を感じるエピソードなど、350万人以上のプレイヤーが存在する『PSO2』というゲームの中で、出会いや別れのドラマが毎日繰り広げられていることを改めて感じさせていただきました。
今回は、いつも遊んでいるフレンドやチームのメンバーとの出会い、その出会いを感謝するようなエピソードが多く見られました。
どれも、愛情・友情にあふれる文面のものが多く、かけがえのない仲間との出会いがあると、オンラインゲームの楽しさというものは何倍にも大きくなることを実感しました。
人と人とが関わるオンラインゲームは、楽しいことばかりではありません。悲しい別れや争いが起こる場合もあります。それでも続けていけるのは、そこにしかない楽しさがあるからだと思います。
オフラインイベントである「ファンタシースター感謝祭」に絡んだエピソードもたくさん寄せられました。開発者とユーザーの皆さんとの間だけではなく、感謝祭をユーザー同士のオフ会の場として利用していただきたいという我々の狙いが、しっかりと皆さんにも伝わっていて嬉しく思います。
今回は、寄せられたたくさんのエピソードの中から、皆さんにも共感や驚き、気づきを与えられるのでは、と我々が感じた15点を選んでみました。
まだまだ数多くのエピソードが眠っていると思います。
そして、毎日新たなエピソードが生まれていることでしょう。ぜひとも、また次回の開催ができればと思います。
皆さんが仲間と共に思い出を作っていくお手伝いをこれからもできるように、我々も『PSO2』という場所をしっかりと繋いでいきます。
僕が所属しているチームでの、ちょっとした思い出の話。
うちのチームリーダーはトランペット吹きだ。それも趣味じゃなく、プロを目指しているんだとか。現在、音大に入るため浪人中。ゲームしている場合かと問えば、「そこは触れないで(笑)」と応える気ままな人だ。僕がドラマーということもあり、よく音楽の話で盛り上がる。
ある日のこと。プレミアムセットを購入し、マイルームの装飾にいそしんでいると、楽器のルームグッズが目に留まった。嬉しいことにドラムとトランペットもあった。ただの飾りものではなく、クーナの「Our Fighting」を演奏できるという親切な機能つき。これはと思い、期待で震える手をぎこちなく動かしながらチームチャットを立ち上げた。「セッションしませんか?」
それはまさに、距離感を感じさせない一体感。音楽を愉しむ者にしか分かり得ない、感動を超えた感情。シオンに代弁してもらいたいほどである。ネットワークという技術によって、遠く離れた場所で、声も交わしたことのない相手と、一体感を感じる。音楽の力は現代技術をも凌駕した。
リーダーと、ギタリストを含むチームメンバー数人に集まってもらい、所持金をはたいて揃えた楽器部屋に案内した。リーダーは持参したトランペットとピアノを。メンバーの方々はギターとベース、マイクを。そして自分は、ドラムセットを。各々自由に動き、演奏を愉しんだ。ふだんは一人でBGMを楽しんでいるマイルームが、賑やかな音色で溢れた。
このチームに入っていなければ。このゲームを知らなければ。年代も住まいも違う、決して出会うことのなかったであろう仲間たちと、決して体験し得なかったであろう時間。懸け橋となってくれた『PSO2』に、そして「SEGA」に。感謝の意を述べたいと思います。
私はごく一般的なキャストアークスだった。
私はカッコいいロボットに憧れてこのゲームを始めたが、キャストでプレイしている人が少なく、若干ガッカリしていた。
そんな折に、私がいつものようにチャットを楽しんでいると、あるキャストのフレンドが、
「キャストが集まる集会、キャスト集会を開いてみないか?」
思えばこの一言が私の『PSO2』人生を変えたのだろう。私はそれを承諾し、ほかのキャストのフレンドを巻き込んでキャスト集会を立ち上げた。
私たちはまずほかのキャスト集会を見習って完全にロボットである男性キャストしか参加できないようにした。
そして見切り発車で第一回キャスト集会を開くことにしたのである。この時、参加者は三人程であった。
私は始めたばかりの知名度も無いこの集会に人、いやロボットが集まると思っていなかったので、三人で楽しむかなぁ。と思いながら指定していた会場に一人佇んでいると、一人のキャストアークスがこちらに向かって歩いて来た。私は人が来るなどと欠片も思って無かったので、しばらくジーっと見ていると、
「キャスト集会にやってきました!」
え?私の見間違いだろうか。もう一度チャットログを見直しても確かにそう言っていた。そして続々とまたキャストアークスがやって来た。私及びほか二人はこの日のことを全然宣伝すらしていなかった。ならば誰がこの集会のことを教えたのだろう?と首をかしげていると、
「各ブロックで宣伝してるのを見ましたー^^」
「誰が宣伝していたか憶えていませんか?」
「たしか、○○さんが宣伝してましたよー」
その名前に私は見覚えがあった。集会を始める当初、話し合っていたときにその場に居た私のフレンドだ。彼女は女性キャストで本来この集会には入れない人だった。
何故?何故宣伝してくれたのだろうか。その後しばらくして○○さんが会場にやってきたのを見て思い切って尋ねてみると、
「私自身、たとえ参加できなくてもこのキャスト集会が開かれるのを楽しみにしてたんですよ!!」
次回からキャスト集会はキャストであれば誰でも参加できるようにした。
第一回キャスト集会は総勢12人のキャストたちが参加し、最近開催した第三回キャスト集会ではステージを埋め尽くせる程のキャストたちが集まってくれた。
私はこの時初めて『PSO2』での夢が叶ったと感じた。
私の次の夢は、皆が楽しめるキャスト集会にすることである。
私がアークスになったのは、EP3のアップデート直後でした。
全てが初めてで、楽しさと困難があった日々。
初めて選択したクラスはバウンサーでした。
まず『ファンタシースター』という作品に触れたのは初めてで、当初はずっと迷っていたり、困惑していた覚えがあります。
そんな私を助けてくれたのは、今の私の憧れ。そして、今私がいるチームのリーダーでした。
クラスはブレイバー、装備は剣影を装備していました。
分からないことはリーダーに教えてもらっていました。
そんな日々の中、ある出来事が訪れました。
場所はナベリウス、森林探索。
あの時はレベルが全然上がっておらず、Lv.10を超えたくらいでした。
この森林探索で初めて、クエストをリーダーに手伝ってもらうことに。
先行して森林を走っていると、少し奥の方にエネミーが出現しました。
やってやる、という気持ちと、勝てるのだろうか、という気持ちを抱え、エネミーにむかって走ります。
その時、途轍もない速さで何かが、影が横をすり抜けていきました。
その影はリーダーでした。PA「アサギリレンダン」、一瞬でエネミーの目の前まで踏み込み、連撃を決めました。
その姿はエネミーの命を奪い、同時に私の視線をも奪っていきました。
――かっこいい。
私を追い越し、エネミーを葬ったあの一瞬の出来事。
あの瞬間から、私はリーダーに強い憧れをもつと同時に、カタナに惹かれました。
あんな風に動けるようになりたい、あの姿に追いつきたい。
そんな思いから始まったブレイバーとしての日々、ひたすらカタナを振り続ける毎日。
いくらカタナを握っても追いつける気がしない。それでもいつかあの人の隣で、一緒にカタナを握っていたい。
その想いを胸にブレイバーの、カタナの特訓を続けました。
そして今。
私は華散王を手に、森林を駆けています。
一緒にパーティを組んでいるのはリーダー。
オーダーを達成するべく、森林を走ります。
先に出発したリーダーは、私に「早く来ないと置いていくよ!」と言い走っていきます。
「今行くよ」と返し、その背中を追いかける私。
「早く!手を引っ張っていこうか!」と言われ「あはは、お願いします」と返した時。
私は心の中でそっと呟きました。
――いつか私が、あなたの手を引っ張っていきますから。
そのいつかが訪れることを信じて、今日もカタナを握ります。
まだ、「採掘基地防衛戦:絶望」の実装前の話です。
私は「採掘基地防衛戦:侵入」へとチームメンバー2人とパーティを組み参戦いたしました。
メンバーは、ほんわかした性格の女の子と、頭にギルナッチランプを載せた防御重視のキャスト。
初めは12人にて始まりウェーブ2までは順調に事が運んでいました。
ウェーブ3にてゼッシュレイダが登場し、我こそは討ち倒すと集まる人々。
私はパーティで右側周囲の小型ダーカーの討伐をしておりました。
ゼッシュレイダが暴れに暴れている様子を、敵を倒しつつ見ていたところ、第一防衛壁が崩壊。
まだ最初の壁が破られただけと思っていたところで事件が起きました。
人が減っていたのです。
ウェーブ4にてウォルガーダの猛攻により第二防衛壁を突破され、さらに紫、青拠点が破壊されました。
この時既に、防衛参加人数は5人。
ウェーブ5、5人では後方3拠点を守る事ができずダーク・ラグネによりオレンジ拠点が破壊されました。
結晶を集める暇もなく、拠点回復も底をつき全員が「もう無理だ、失敗だ・・・。」と思ったように思います。
心なしか、ギルナッチランプを載せたキャストのランプが弱々しく回っていました。
オレンジ拠点も破壊され、それでも個々の力を振り絞り、互いに叱咤し合いウェーブ5を達成いたしました。
一時の安堵もつかの間。
ウェーブ6ダーク・ビブラスの登場。
残るは白と緑の2拠点、残るアークスは5人。
私は単身にてビブラスを引きつけ、拠点は二人ずつ配置という形になりましたが、押し寄せるゴルドラーダの群れに白拠点は崩壊寸前。
「白捨てて緑へ!!」いつもほんわかしている彼女が叫びました。
冷静に考えると至極真っ当な提案ですが、皆殺気立ち「向カイ来ル敵ヲ狩ルベシ」「拠点ヲ守レ」といった単調且つ暴徒的思考になっていたと考察されます。
彼女の一声にて崩れかけた白拠点を捨て、緑拠点へ集結。
ゴルドラーダの群れを片付け、援軍のないビブラスを5人で排し、最後に押し寄せるダーカーの群れを文字通り死闘と呼べる戦いにて制し、数匹のゴルドラーダを逃すも緑拠点を守り通し拠点残りHPが3%という中、クエストクリアとなりました。
クリア後、Cランクといえど、達成感に溢れ、「すごかったねー、興奮したー」とパーティで盛り上がりました。
この物語は私が今まで手に汗を握った興奮したクエストです。
昼にも夜にも仕事。
家に帰れば、子供たちの世話と炊事洗濯家事。
私は兼業アークス。
空いた時間でダーカーを葬っては、家に帰れば、やんちゃな子供に手がつけられない日々を過ごしている。
ナックルで殴って倒せばいいダーカーの方が、子育てや家事よりもよっぽど『楽』だ。
そういう事で、私がアークスとして活動できる時間は限られている。
新聞配達が走り抜けていく時間だろうが、奥様方が公園でお喋りする時間だろうが、スーパーで値引きシールが貼られる時間だろうが、私は、いつも、不定期だ。
だからなのか、いつも1人だった。
クエストで他人と一緒になる事はあっても、シップに帰還すれば、お別れだ。
だけど、その日は違った。
いつまでもシップに残って雑談している、ウェディングドレス姿のアークスと、全身が無駄に青いキャスト。
「チームに入らない?」
ちゃんと真正面から誘われたのは始めてだった。
「不定期で、迷惑かけるかもしれない」
そう、私の活動は不定期なのだ。チームの仲間揃ってフィールドに出るなんて、私には叶う事がない。
それでも、大丈夫という彼らに、私は条件付きでお邪魔させてもらう事にした。
「『体験』でよろしくお願いします」
と……。
『体験』で一時的にチームに入った私を、チームの仲間は出迎えてくれた。
朝も昼も夜も、早朝だろうが、真夜中だろうと。
いつも、誰かがいた……いない時もあったかもしれないけど。
ある日、仕事が忙しくてアークス活動に長期間入れなくなった。
顔を出さなきゃと思いつつも、流れていく日々。
きっと、もう、誰も自分の事など覚えてもいないだろう。
ましてや、『体験』で一時的に入った者だ。
仕事も一段落して、再びアークスとして活動する日が戻って来た。
ゲートエリアに降り立った私。
通信が入ったのは、直後の事だった。
「久しぶり~」
「お帰りなさい」
懐かしい彼らの声。
そう……私はまだ『体験』のままチームに在籍していた。
今日に至っても、私は『体験』でチームに属しているつもりだ。
でも、きっと、チームの皆はそうは思っていないのだろう。
それが嬉しくもあるし、今更、『正式にチームに入ります』と言えない恥ずかしさもある。
だから、この場を借りて、チームの皆に伝えたい。
「これからも、よろしくお願いします」
ダークファルス・エルダーが実装されて間もなくのことです。
ダークファルス襲来の告知が響きました。
私は人が少ないブロックのまま緊急クエストへ行ってみました。
ひとりで戦うことになってもいいという気分です。
始めてみると6人ほどが集まっており、アーム戦が始まりました。
当時は誰が死んだか見分けもつきづらい時期で、死んではシップから帰ってくる状況。
重い雰囲気を感じていました。
クリアは考えてなかったのですが、この暗い雰囲気は予想外で辛かった。
それでもアームを何度か撃退し、脱落者が出つつも続けていました。
幾度目かのアーム戦が始まる直前。
ひとりのレンジャーがチャットをしたのです。
「よろしくお願いします!」
私たちは同じメンバーで続けていながら、挨拶も交わしていなかったことを痛感しました。
雰囲気も悪くなるというもの。
レンジャーの挨拶に答えたのは私ともうひとりでした。ほかの人は無言のまま。
それでも。
そこからの戦いは雰囲気が違っていました。
死んでも、シップに戻っても、誰かの足を引っ張っても。
挨拶をした私たちは、一緒に戦っている明るい雰囲気を感じられたのです。
私もオンラインゲームの遍歴が長いけれど、このときは会話の重要さに気づかされました。
一言交わす。それだけで私たちは赤の他人から戦友になったのです。
本体戦を迎えた時。私は自分から挨拶をしました。
「最後までよろしく」
もちろんレンジャーと、もうひとりは答えてくれました。「よろしく」と。
本体戦も苦戦でした。
何度も死んで、何度も生き返り、少ない人数で戦う。
でも、明るい空気の本体戦でした。
ムーンアトマイザーを使うだけで幸せになり、使われるだけでやる気が出る。そんな本体戦でした。
ダークファルスを倒したあと、レンジャーからグッジョブがきました。
おつかれというそのグッジョブ、今でも覚えてます。グッジョブってこういうことなんだと思いました。
私もグッジョブを返しました。フレンドになりませんかと添えて。
そのレンジャーとは今もフレンドです。
いろいろあるけど、ずっとフレンドでいてくれる私の友人です。
あのダークファルスは、私にとって貴重なダークファルスでした。
これは私と友人の出会いを綴ったレポートだ。
2年前、私はアークスになった。当時、ただひたすらソロ専用ブロックで1人レベルを上げていた私が初めてほかのアークスと共闘する場となったのが、当時発生していた「境界を砕く混沌」だった。私はクラスをハンターからファイターへ転身、サブクラスも設定した。「それなりにレベルもあがったし、今まで通り1人でもこなせるだろう。」そう思い、いつものブロックで1人、クエストに出発した。
しかし、そこでの敵はみたこともない強力な敵ばかり。それに加え次々と急襲してくるボスエネミー。そう時間もかからず、エネミーの織りなす波状攻撃に追い込まれていった。諦めようとしたその時、颯爽と見知らぬアークスが現れた。アークスはエネミーを殲滅したあと、私を助け起こした。
「ありがとうございます。」
すっかり落ち着いたフィールドで私はそのアークスに礼を述べた。
「いえいえ。もしよければ、一緒に行きましょう。」
これが友人との出会いだった。
友人のクラスはハンター。ソード使いの逞しいアークスだ。順調にエネミーを倒し、もうクエストも終わり間近。少し気を抜いていた私と友人の前に、もう一人のアークスが現れた。味方が増えた。そう思ったのもつかの間、現われたアークスは私たちに攻撃を仕掛けてきた。【仮面】だ。私も友人もこんなエネミーは初めてだった。一気に2人に緊張が走る。私はツインダガー、友人はソードを手に立ち向かう。
が、【仮面】は手強かった。キャンプシップに撤退した私たちは、作戦を練った。一撃の軽い私が囮になり、背後からソードの強力な一撃を見舞うという簡単なものだ。作戦は大成功。無事【仮面】を撃退し、クエストクリアを遂げた。
【仮面】との闘いにより、ロビーに戻った頃には私と友人はすっかり打ち解けていた。
「いやー、ゲームこんなに楽しいと思ったの久しぶりだ」
そう談笑をしていたところに、緊急警報を告げるアナウンスが流れる。
「行くか」
「もちろん」
私のアークスライフはこうして始まった。気付いたのは後だが、『PSO2』の代名詞であるダークファルス、そのうちの【仮面】との戦闘で一気に距離が縮まったことに、不思議な縁を感じた。この友人と、これからも長くアークスを続けていきたいと思っている。
ある日の明け方の事でした。
チームは夜にINするメンバーが多く、朝は一人で収集オーダー、夜は皆でワイワイ緊急クエストや討伐オーダーをする事が多い私。
いつも通りデイリーオーダーを受注して、いつものお決まりのブロックへ。
クエストを受注し、一人のんびりとエネミーを倒していると暫くして見知らぬアークスさんがパーティへ参加。
「おはようございます、よろしくね」と声を掛けるも相手からの返答は無し…。
同じエネミーを倒している事から、どうやら同じ収集オーダーを進めている様子でした。
しばらく一緒に行動していると、必要数が収集できたのか先にテレパイプで去って行ってしまいました。
一緒に戦ってくれたお陰で、私もいつもより早く収集が終わりその日のデイリーオーダーは順調に完了。
数日後、いつもと同じブロックでデイリーオーダーを進めていると、先日のアークスさんがパーティへ参加してきました。
また無言かな…?と思いつつ「おはようございます、また会いましたね」と声を掛けると、「よろしく、この前は無言でごめんなさい」と返答が。
話を聞くと最近始めたばかりで声を掛けられず、まだ操作にもあまり慣れていないらしく簡単な収集オーダーやクエストを進めているとの事。
「私も始めたばかりですし、良かったら一緒にやりませんか?」と言うと、少し遅れて敬礼のロビーアクションをしてくれました。
その返事に何だか嬉しくなり、私もつられて敬礼…(笑
いつも一人で進めていた収集オーダーも、二人で進めると楽しくあっという間なんだなと改めて感じました。
そのアークスさんとは今では「明け方のいつものブロック」以外でも一緒に遊ぶ仲になりました。
今度は一緒に少し難易度の高いクエストにも行ってみようと約束しています。
こんな出会いもあるんだなと、私の忘れられないエピソードの一つです。
いつの日だったか・・・私がまだブレイバーのレベルが20の初心者のころの、雨の日のナベリウス森林探索で1人の女アークスと出会った。ぼっちでコミュニケーションをあまりしない私・・・彼女に初めて「よかったら一緒に探索しませんか?」と声をかけられた。
私は彼女にロビアクで「挨拶」をしながら「はい」と返事をした。パーティーを組んだ後ものすっごいうれしかった、彼女も私と同じブレイバーだがLv.19だった。うれしさなのか雨だった森林は晴れた。森林の奥を進み、ロックベアを倒した後彼女はレベルが20にあがり「追いつきましたねw」と一言。
私はこの人と友達になりたい・・・そう思っているが自分から言い出すことができなかった、そのまま私はキャンプシップに戻り、彼女に一言、「ありがとう」そのまま私は友達になろうと言えず去ってしまった。(PT解散した)
ロビーに戻った私はトイレに行きたくなったのでPCつけっぱなしのまま、トイレへ駆け込んだ。
トイレの中で私は色々考えた、「初めて声をかけてくれて、優しくしてくれたのだからやはり友達になろうって言えばよかった。」と
トイレから戻って画面を見ると私のそばで一緒にいてくれた女キャラが座っていた。突然のことにどうしようどうしようとその場で考えた。
「そうだ、トイレにまだ行ってるフリして様子をみよう」
しばらく見たら彼女は数回立ち上がり、ぐるりと私の周りを回り、先ほどよりも私のそばに座った。
私は見ているのが我慢できず立ち上がった。彼女も立ち上がった。そして彼女はこういった「私、そろそろ落ちますね、お疲れ様でした。」
私も返事をしようとしたがその前に彼女は目の前から消えてしまった。しまったと思った。
それから私は彼女にまた会えないかと信じ、毎日ログインしてゲームを進めていた、このころの私はビジフォンでのアークスサーチを知らなかった。
数日たってアークスサーチを知った私は彼女の名前を検索し、言えなかった「友達になろう」を言おうと思った。
しかし彼女は検索ででてこなかった、私は悲しんだ、遅かったのか・・・と、言えなかった自分にイライラした。
・・・それから私は、友達になりたいと思ったら素直に「友達になろう」と言えるアークスになろうと誓った。同じ後悔をしないように・・・。
あれはDDoS攻撃を受けて配信一時停止した2日後だっただろうか、いつ再開されるかわからない状態で、ふと思い出したように『ファンタシースターポータブル2 インフィニティ』にログインしてみた。
もちろん昔のフレンドさんはいない。
そして習慣のように野良部屋を探しはじめる、そして数少ない部屋の中で偶然見つけた「シップ10避難部屋」
久しぶりだったので部屋に入るのを1分くらいためらった、意を決して入るとそこには私以外に3人の人がいた。
皆さん快くパーティーにいれてくれ、自己紹介をし『PSO2』がプレイできないことを嘆く会話や久々のインフィニティを楽しむ話で盛り上がった。
PSOシリーズをプレイできて気分の良かった私が「もしDDoS攻撃が終わって無事に『PSO2』が再開したら向こうでもお話しませんか?」と提案したところ、部屋主はまさかの快諾。しかし残り2人は別のシップの方でやむなく断念。
『PSO2』のキャラ名を教えあいその日は解散した。
時は経ち、念願の再配信、フレンドやチームメンバーと再会を喜んで寝ようとしたところ、ふとインフィニティの部屋主さんのことを思いだした。
ビジフォンでその名前を探したら、なんとログインしているではないか。
早速ウィスパーチャットで連絡しようとした、が
もう会って一週間は経つし会話もちょっとしかしてないし、いきなり連絡しても大丈夫なのか、変な人だと思われないだろうかと、非常に悩んだ。
悩んだあげく意を決してボタンを押す。「いきなりですみません、DDoS攻撃の時にインフィニティでお話した(キャラ名)なんですが、覚えてますか…?」
返信待ちの時間ってとても長く感じます。
待っていたら「覚えてますよ!。」
との返信が…!。
とても驚きました。そしてとても嬉しかったです。
この後はこっちで会うのは初めてですね(笑)などといいながらフレンドに…。
この方とは今でも一緒に『PSO2』を楽しんでいます。
あの日インフィニティにログインしなければ多分この方とは接点はなかったと思います。
『PSO2』配信中に過去作で会って『PSO2』で交わるという奇妙な縁だけど素晴らしい縁を大事にして私は今日もログインしています。
完。
ファンタシースター感謝祭の予選に敗れて悔し涙が出た自分にも驚いたがそこへまさかの追撃、知らない女の人からのハンカチ。
私だけじゃ無いと信じたいが人付き合いが得意な人はそんなに居ないでしょ!?ね?知らない人がいきなりだよ?
私は素直にありがとうが言えなかった。
後日その人は同じチームの箱使いとわかり直接お礼が言いたいが会う勇気も無く、失礼を承知の上でチャットで「ありがとう」を発言したと思ったら白チャでロビー発言誤爆、気を取り直して当日の事を素直にお礼をした。
どうやら私を特定したのは友人が裏で糸を引いていた模様
箱の人と今は同じ部屋で『PSO2』をプレイする仲になる嘘のようなホントの話
あ、友人に「ありがとう」言ってないや。
ゲーマーの2人が結婚しドリキャスを2台買い、2人でラグオルの地を散策したのが新婚旅行でした。
相方はレイマー私はフォニュエールでレアを求め楽しく過ごしました。
そして今、当時生まれた子が中学生になり手もかからなくなった頃
『PSO2』のオープンβが開始
フォニュエール風のキャラを作成して昔を思い出しながら楽しく散策しました。
日比谷公会堂でのSympathyで初代の曲がかかった時は二人とも涙腺が弱くなり
青山劇場の舞台版では二人して笑いあう
私たち夫婦の歩みの各所にPSOシリーズがとても関わっています。
去るファンタシースター感謝祭2013で販売された「アークス御守」(レアアイテム型イヤホンジャックアクセサリー)。
この、アークスの欲望をこれ以上ないぐらい忠実に表現しつつ、ぱっと見はただの幾何学的図形で非アークスには何だか分からない、というアクセサリーがいたく気に入った私は、手に入れてからというもの、毎日スマートフォンに取り付けて生活しておりました。
ですが、ある寒い日のこと。
家に帰ったら、ないのです。スマートフォンに付けていたはずの赤箱が。ないのです。
そう。
まさかの、リアル・レアドロップ体験。(※ドロップする側)
慌てて駅まで探しに戻ったものの、ついぞ見つからず。
ほかのアークスに拾われてしまったのでしょうか……。
その晩のことです。
私は御守をなくした失意のまま、ダークファルス・エルダーと闘争していたのですが、そのドロップアイテムに当時は激レアの一つだったフレイムビジットが……!
消えた御守がミサンガのように力を発揮したのか、はたまたエルダーが活を入れようとしてくれたのか、とにかく凄いタイミングです。
おかげで沈んでいた気分は一気に晴れ渡りました。
ありがとうエルダーさん。
おかげでメセタまでなくなったけど、私は元気です。
大学に入って遠い所に下宿してしまった長女。
その長女と時々一緒に、『PSO2』をプレイしています。フレンド登録しているので、フレンドリストでログインしているかどうか確認できて便利です。
離れていてもつながっているんだなあと、親子の絆を感じる瞬間です。
貴方に出会えた、あの日の思い出を語りたい。
“PS Vita”版で初ログインした5月の半ば、私はチームに勧誘され、初めてチームに入る事になりました。
そこで一人のアークスに出逢いました。
彼は、そこのチームでの歴こそ浅いものの
私よりも断然レベルも高くフレンドも多い、明るく気さくな方で
私の拙い「初めまして」を快く「初めまして!」と返してきてくれました。
当たり前の事であったけど、馴れないオラクルの世界で
フレンドも少なかった私にとっては、とても心躍る会話でした。
私は東京会場に訪れるということを伝えました。
彼も同じ会場へ来るという事に驚きを隠せませんでした。
私たちの連絡手段はテザリングでの“PS Vita”版プレイしか無く、普通のフレンド同士だった故、ほかの連絡手段はありません。
会えたら良いね、そんな感覚で会場に訪れたのでした。
そうして当日、私は両親、合わせて3人で感謝祭へとやって参りました。
アークスたちの盛り上がりに驚きながら、親と一旦別れ彼を探してみることにしたのです。
14時頃、なかなか見つからないのでチャットで聞いてみると会場に来るのが遅れた、との事で少し待つことになりました。
やっと、私は彼らしき人物を見つけました。
チームチャットで「青いシャツ着てますか?」と尋ねると、そうだけど何で分かるのと返ってきたので、すかさず「貴方の後ろに立ってるのが私ですよ」とチャットを発言した途端に
彼が「えっ、ハヅキさん何処だろう」と
隣にいた二人の友人に慌てふためきつつ聞いていました。
私はつい笑ってしまい、聞かれてしまったのです。
「あ、もしかして」
そうして初対面が実現してしまったのでした。
せっかくなので写真を撮ってもらい、強く握手を交わしました。
「いつもお世話になっています」
お礼を言い終え、大会も一段落ついたところで
彼に「そろそろ帰ります」と告げ、帰りました。
その感謝祭で彼に会って
一目惚れ、とやらに侵されてしまったようです。
色々お話して
毎晩足繁く、彼のマイルームにお邪魔しつつ
遠回しのアプローチを行い。
そして
その年の秋に、お付き合いさせて頂く事になりました。
今ではオラクルの世界だけでなく
現実でも常に傍らで過ごしています。
人生の宝物をくれた『PSO2』
そして向こうの世界の「私」と「彼」に
幾千の感謝を伝えたいですね。